【小説レビュー】陽気なギャングが世界を回す[著者:伊坂幸太郎 祥伝社]

2013年12月16日

nanamiでし。

大沢たかお主演で映画化されたことでも話題になった
伊坂幸太郎のサスペンス小説。

以下、ネタバレありなのー。

人間嘘発見機、演説の達人、天才スリ、正確な体内時計を持つ女
この4人は「人は傷つけない」ことをポリシーとする銀行強盗団。
特殊能力を持つ強盗団が、奪われた「売り上げ」を奪還すべく活躍するというストーリー。
長編にも関わらず、銀行強盗から、奪還するまでのテンポが良い!
パパパッ!と読み進めてしまうのー。
そして、読者までもがこの強盗団にだまされてしまうような感覚。
っていうより、騙される!!!
強盗団というより、主人公の成瀬に。
こんなに頭が良くて回転の早い人がいたら、nanamiは間違いなくすきになる!
なんてどうでもいいことを考えちゃった。
この作品の真実は?!などと深読みなどせずに、純粋に読んでぜひ騙されてほしいのー!
そして、あーなるほど!と感じてもらえると、なおよし。

真実をわかっていても、最初から読み直したくなるそんな作品なのー。

陽気なギャングが世界を回す
ビックリ度★★★★☆

The following two tabs change content below.

レビュー,

Posted by nanami