【食べろく】スペイン石窯パン 513BAKERY [三重県松阪市]

2013年11月11日2013年11月12日

突然無性にカレーが食べたくなる日はございませんか?
いやそれをいうなら突然無性にうなぎが食べたくなる日も、KFCオリジナルチキンが食べたくなる日も、吉野屋の牛丼、カップ焼きそばUFO、コンビニレジ横のきんつばやみたらしだんごもそういった中毒性がある。
で、わがままな筆者の場合、そういうことがものすごく多いうえに細かい設定があって、カレーであってもどこそこの店の○○カレーが食いたいとか、カレーそのものではなく513BAKERYのカレーパンが食いたいとか…
おっと、白々しい前置きが長くなりましたがそんな513BAKERYの牛肉ゴロゴロカレーパン(160円)と、その他もろもろのパンを食べてきたのでご紹介しよう。

三重松阪高町店、店内に入ると正面で迎えてくれるメインの牛肉ゴロゴロカレーパンだが、いきなり画像がピンのボケだ。
餓死寸前で無性に食いたいカレーパンを見たため震えてしまったのだ。
ご容赦いただきたい。

他のパンたち。

店側が推している感満載の塩パン。
そして…

むひょー美味そう!!ちなみにカレーパンの厚みの半分以上はエアーだ。
もちろん空腹の限界なのでイートインコーナーですぐにいただく。
天気が良い日なら屋外テラス席が気持ちいい。

これぞザ・カレーパンといわんばかりの油ギッシュなスカスカパンに包まれた自家製カレーのスパイシーな香り。
かなり中毒性がある危険なパンである。
素晴らしい看板メニューだが、昔に比べると具が減っているのが少し残念だ。

塩パン…100円
「一度食べるとやみつき」などとキャッチコピーで謳い、TVで取り上げられたことまでPOPでアピールして随分推していますが、駄作ですな。
バターと塩が売りのパンとのことだが普通パンにはバターも塩もデフォで入ってまっせ。
で、バターは普通のバターロールより少ないんではないかと思うぐらい一切主張なし。
塩味が前面に出ているものの、風味豊かな塩味ではなく「え?これ分量間違えた?失敗作?」と思うしょっぱさ。
食塩水が大好きで普段から飲んでます!!みたいな人以外おすすめできませんな。

揚げパンきなこ…80円

スカスカ、味薄い。

チョコチョコチョコ…100円

デニッシュはサクサクでそこそこのクオリティですがな。

はっきり述べると身も蓋もないが、やはり513BAKERYは牛肉ゴロゴロカレーパンがイチオシで、それ以外の商品はまあ並レベルである。
これはantiqueのマジカルチョコリングしかり、ドミニクドゥーセのクロワッサンしかり、地元のパン屋ハモニカの大納言しかりだが、ひとつヒット作に出会ってしまうと、そのクオリティを超える新たな商品を作るのは並大抵のことではないのだと感じた次第である。