【食べろく】ANTIQUE マジカルチョコリング(M)と絶品チョコリングを食べ比べてみた。

2014年2月13日

10年近く前、東浦にしかない頃から天使のチョコリングのとりこで、今でも結構な頻度で食べているのに飽きがこないほど素晴らしい完成度のパン、ANTIQUEのマジカルチョコリング(M)。
あん食パンやとろなまドーナツなど他のANTIQUE商品には一切目もくれず、ただただチョコリングのみを愛してきたが、知人から差し入れで絶品チョコリングという商品をいただいたので食べ比べてみた。

20131010-202141.jpg

左が絶品チョコリング、右が通常のマジカルチョコリング(M)。
画像で比較するとわかるが、絶品チョコリングのほうがやや小ぶりである。
これは個体差ではなく各3個づつ頂いたので比較したが、すべて絶品チョコリングのほうが小ぶりだったので仕様だと思われる。
価格は630円と絶品チョコリングのほうが100円ほど高いので、これは相当クオリティに差がないと納得できませんぞえ。

20131010-204351.jpg

ということでまずは初の絶品チョコリングから。
Zeppinてローマ字で書いてあるとデラBeppinみたい…てお父さん!!年代がばれますよ!!
大好きなチョコリングを目の前にわけのわからんボケで画像も若干ピンがボケですわ。

では、早速いただきます。
ん?
説明ではカルピスバターを使用しているとのことだったが…
はて?

食べ慣れたマジカルチョコリング(M)を食べてみるとしよう。

20131010-204848.jpg

う、うまい!!
間違いない!!
牛乳さんとよく合う!!

もう一度絶品チョコリングを…
はて?
カルピスバター?
カルピス?
どこが?
チョコ少ない?
チョコ…チョコリングなのにチョコ少ない?
まさか…

20131010-205146.jpg

これが絶品チョコリングの断面図、
そして…

20131010-205227.jpg

これがマジカルチョコリング(M)の断面図だ。
比較していただくとお分かりいただけると思うが、あきらかに絶品チョコリングのほうがチョコ量が少ない。

もちろん故意に断面の画像をチョイスして掲載したわけではない。
どこを切っても金太郎。
どこもかしこもチョコたっぷりなのが愛知県の小さなパン屋からここまでANTIQUEが成長した理由の一つでもあるのだ。
天使のチョコリングが有名になって大手パンメーカーがバッタもんのチョコリング(しかも「エンジェルのチョコリング」とか「天使のチョコドーナツ」とか際どい名前の…)を商品化しても、全くANTIQUEのチョコリングの足元にも及ばなかったのは、この惜しげもないたっぷりチョコがあったからだとも私は思っている。
しかし、残念なことにこの絶品チョコリングは、その他もろもろのバッタもんチョコリングと同等のチョコ量、せこいサイズ縮小、カルピスバターの風味もさほど感じないこだわりのなさ、どれをとってもあの若くイケメンの田嶋社長の起業家としての成功とパン職人としての情熱の狭間で揺れ動いたかどうかはわからないが折り合いをつける部分の着地点が、結構前からわかっていたこととはいえ、ビジネスとしての成功に重きを置いていることを痛感せずにはいられない、ファンとしてはがっかりな商品だった。
そう、売れない頃から大ファンだったちょっとラディカルで一般受けしなさそうなアーティストが珍しく書いたキャッチーな曲で突然売れてしまい、商業主義的な曲ばかり書くようになって、このアーティストの魅力はこういう曲じゃないのにという思いとは裏腹に商業的にどんどん成功して行くのを見ているような…違うか。
とりあえずこんなサイズではメガチョコリングを1人で完食した私には残念ながら少なすぎますので、今後食することはないでしょうよっと。
まあ通常のマジカルチョコリング(M)は相変わらず安定のうまさなので、安心ですがなー。

The following two tabs change content below.

ろくちゃん

rockch.com管理人のろくちゃんです。 歯に衣着せぬ物言いですが、正直者と解釈していただけると幸いです。

飲食レポ

Posted by ろくちゃん