酷道&心霊スポットポタリング R418・二股トンネル[岐阜県加茂郡]

愛知県春日井市の定光寺駅付近のポタリングを予定して向かっている最中、友人のT.K(もちろん小室哲哉ではない)より連絡が入り、岐阜県加茂郡の「二股トンネル(別名・朝鮮トンネル)」がやばいとの情報を入手、噂では工事で在日朝鮮人を強制労働させて多くの犠牲者が出たとか、多数の朝鮮人を人柱として壁に塗り込んでいるとかで「朝鮮トンネル」という別名がついている心霊スポットだそうだが、聞くところによるとトンネルに至るまでの国道418号も、整備されてない通行難な国道、所謂酷道としてマニアに有名ということ。
そして、新丸山ダムが完成するとそれらすべてがダム湖に沈んで二度と行けなくなるらしい。
それは至急行かねばという事で、急遽予定変更して調査してきた。
とりあえず現地までのルートをipad地図で確認していると、80%近く残量のあったipadの充電が突然切れ、残量0になるというトラブルが発生!!
さらになぜか市販の充電器でも充電できず、起動もしない…
「もしや!!得体の知れない霊的な力が、二股トンネルに向かうことを拒んでいるのでは!!」
など記事に書いたらおもしろいのかな…などと考えつつ、地図すら見れない古いガラケーでの検索と、親切な地元住民の方に聞くというアナログな手法で探しまくってどうにか多治見のSoftbankショップで修理と充電をさせていただき2時間程のロス。
30%程しか充電されてないので地図をあまり見ず記憶を頼りに現地に向かう。
国道41号線、新山川橋北詰交差点から国道418号に入り、13km程東に進むと丸山トンネルが現れる。Google Map
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実はここで間違えてトンネル手前で右折してしまったのだが、美濃加茂市方面から来た場合、この丸山トンネルを過ぎてから右折したほうがスムーズだ。
地図で確認すれば一目瞭然だが…Google Map
丸山トンネルを通過後に右折するとすぐに道幅が狭い下り坂になり、国道とは思えない、いよいよ酷道突入といった雰囲気になってくる。
しばらく坂道を下るとこのように突き当たる。Google Map
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左手にはこのような看板がある。潮南高原方面を目指そう。
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道幅は狭いが、ここまでサバーバンで進入している。
路面も舗装されているので国産車ならほぼ大丈夫だ。
しばらく走るとすぐに、最初のトンネルが現れる。Google Map
なぜこんなに画像が白っぽいのかわからないが、このトンネルの画像だけ数枚撮影した全て、このように白っぽくなって…
もしや!!
霊的な何かが!!
…とは思わないが。
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最初の短いトンネルを過ぎると3箇所ほど右に駐車できるスペースがある。
ポタリングの場合、ここに停めるといいだろう。Google Map
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3つめの駐車スペースには、川側に階段があり、降りるとこんな憩いスペースまである。
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舗装された道を快適に走っていると500m程で第二のトンネルが現れる。
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ごらんの通り中でカーブしているため反対側が見えない。
もちろん照明もないので昼間でも真っ暗で不気味だ。Google Map
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しかし、ここはまだ目的地ではないので通過。
800m程走ると「旅足橋」という吊り橋がある。Google Map
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なかなか立派な吊り橋である。
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旅足橋からさらに1.5km程走ると次は「ゆたにはし」という鉄橋がある。
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「ゆたにはし」を通過すると道路は突き当たりだ。Google Map
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右は通行止めと書いてあるが…
実はあとから記事を書くために確認したところ、ここまではGoogle Mapのストリートビューで見ることが可能である。
もちろん乗用車でも対向車さえ来なければ余裕で通行できる。(自転車に乗り換えてからここまでに対向車が1台あった。)
ここを右折すると、いよいよ酷道に突入ということだ。
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通行止めの看板があり、雰囲気も急に不気味になる。
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通行止めの看板を過ぎて侵入すると舗装路はすぐダートになる。
しかしそれほど酷い道ではなくMTBポタリングにもってこいの道。

しばらくダートポタリングを楽しむと、強烈な風景が目に飛び込んでくる。
一見ただの農作業小屋と焚火の跡だが、さっきまで人がいたかのような気配を感じる。
実際焚火でできた炭は、全く崩れておらず、さっきまでというのはオーバーだとしても、2~3日以内に誰かがここで焚火をした形跡がある。
草陰に潜んでこちらの様子を観察しているのかもしれない…
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万が一ブッシュにこんな人が潜んでいたら…

こうなることは火を見るより明らか…
12
そろそろ目的地が近付いてきたようだ。
緊張が走る。
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と思うとこんなハートフルなポイントに遭遇。
公園だったのだろう。
整地され、ベンチとテーブルが置いてある。
美しい木曾川を望むキャンプにもってこいの場所だ。Google Map
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ここまで道幅も軽自動車なら全く問題ない。ジムニーなら快適なドライブを楽しめそうだ。
しかし、当然ガードレールもなく、河川側はほぼこのような崖のため充分注意した運転が必要だ。
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ついに目的地に到着。Google Map
二股トンネル(別名・朝鮮トンネル)
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廃墟・心霊スポットおきまりの「ようこそ」系落書きが出迎えてくれる。
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想像していたより新しく、きれいなトンネルで恐怖感はない。
しかし、中に入ってみると暗く、数メートルで視界が0になって進むことができない。
到着時点で時間は15時半頃、日没まではまだ時間があるが、本当に真っ暗なのである。
急な予定変更で訪問したため、懐中電灯などを全く携帯していなかったのだ。
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行けるところまで行ってみたが

歩いて入ってみたところ

画像で比較するとおわかり頂けると思うが、きれいな二股トンネルより、2番目のトンネルのほうが不気味な雰囲気がある。
2番目のトンネルはストリートビューでバーチャル通過することも可能だ。

帰宅後ネットで調べると、二股トンネルの東側に、手掘りトンネルや廃車など調査ポイントが集中していることがわかった。
次回は照明などの用意をした上で、手前の公園でキャンプする予定で行ってみたい。
本当に空気もおいしく、景色もきれいでいい場所である。
こんないい場所がダムが完成したらダム湖の底に沈んでしまうのが少し悲しい気分になった。

■国道418号線MTBポタリングの全行程。
片道約6km、写真を撮りながら走っても自転車で30分程度の道のりだ。
ハイキングでも1時間半もみておけば充分。

大きな地図で見る

当然の事だが、事故・事件・怪我・トラブル・車の盗難など全て自己責任で行動してくださいな。

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ろくちゃん

rockch.com管理人のろくちゃんです。 歯に衣着せぬ物言いですが、正直者と解釈していただけると幸いです。