弾劾訴追とは?弾劾訴追の意味・読み方を小学生でもわかるようにわかりやすく説明
「米ドナルド・トランプ大統領に対する2度目の弾劾訴追が賛成多数で可決された」というニュースが流れて「弾劾訴追」って何?という方もいらっしゃるでしょう。
ということでめちゃくちゃ簡潔に小学生でもわかるように解説します!!
まず「弾劾」は「だんがい」と読みます。
弾劾とは、簡単に言うと「罪を犯した責任として仕事をやめさせること」です。
裁判官とか人事官とか身分を保証された官職に対して使われることが多いことばです。
次に「訴追」は「そつい」と読みます。
訴追とは、簡単に言うと「議会で有罪の判決を求める訴えのこと」です。
(※ほかにに検察官(けんさつかん)が犯罪の被疑者(ひぎしゃ)に対して有罪の判決を求める訴えのことを訴追ということもあるよ!!ちなみに検察官とは犯罪や事件を調べて犯人を裁判にかける仕事をしている人のことで、被疑者というのは犯罪の疑いを受けている人でまだ裁判にかけられてない人のことです。)
つまり、「弾劾訴追」は「だんがいそつい」と読み、簡単に言うと「あのひと犯罪をしたので責任をとって仕事をやめるべきだと思いますがみなさんどうですか?」と議会に訴えたことになります。
今回のアメリカの「トランプ大統領二度目の弾劾訴追が議会下院で賛成多数で可決」というニュースで言うと
「トランプ大統領の支持者が議会に乱入したのはトランプ大統領が煽ったからです!!責任を取って大統領をやめさせましょう!!」という案を議会にかけて、賛成の人が多かったのでその案が決定したということです。
2回目というのはトランプ大統領は2019年にも大統領権限を乱用してバイデン次期大統領の不正を調べようとウクライナ大統領に圧力をかけた「ウクライナ疑惑」で弾劾訴追されています。
ただ、アメリカは日本と同じくふたつの議会がある両院制で、下院で訴追が決まっても上院で無罪になれば辞めなくていいんです。
ウクライナ疑惑では下院で訴追が決定したのですけど上院で3分の2以上の有罪票が得られなかったので無罪の判決になりました。
今回も賛成多数で可決されたのは民主党の人数が多い下院です。(トランプ大統領は共和党)
トランプ大統領の任期は1月20日までなので、上院で裁判が開かれる場合は退任後になる可能性が高いですよっと!!
ろくちゃん
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