MUFGコイン・月足/週足/日足チャート・購入方法・買い方

三菱UFJフィナンシャルグループが「CEATEC JAPAN 2017」で発表し、昨年から話題となっている「MUFGコイン」ですが、2018年1月14日のニュースで三菱UFJフィナンシャルグループが取引所も独自に開設する方針だということがわかりました。

<独自仮想通貨>三菱UFJが取引所開設へ 価格安定図る(毎日新聞)Yahoo!ニュース

すでに2017年5月から、傘下の三菱東京UFJ銀行で社員向けに試験導入されて開発は最終段階といわれていますが、MUFGコインは、まだ一般公開・流通はしておりませんぜ!!

ビットコインイーサリアムリップルなど、時価総額上位の仮想通貨に乗り遅れた人をはじめ、日本の企業が主体となった安心・安全そうな仮想通貨の登場を待っている人にとってもMUFGコインの動向は気になるところでもありますが、まだ発行もされていないMUFGコインの買い方やチャートを検索したりするようでは「情弱(情報弱者の略)」のレッテルを貼られてもしかたないでっせ!!
(GoogleやYahoo!!で「MUFGコイン」を検索しようとすると、関連ワードに出るおもなワード→「 チャート 買い方 購入 投資 リップル メリット いつから ブロックチェーン 日経 wiki とは 」)

ということで、MUFGコインの簡単な特徴と、同じく日本の企業が発行する予定のJコインSコインについてもちょろっとご説明いたしやす!!

まずはじめにMUFGコインは、いつから発行され、利用できることになるのかということなんですが、三菱UFJフィナンシャルグループの発表では2018年度中に流通を目指すということでございやす。

「2018年」ではなく「2018年度」ということは遅ければ2019年3月まで発行されないみたいですけど、2018年1月14日のニュースで明らかになった「取引所を開設して価格をコントロールする」というなんだか法的にグレーな感じのする仮想通貨なんで、本当に発行できるのか疑問が残ります…

なにがグレーなのかを簡単に説明すると、当初MUFGコインは日本円との交換レートを「1MUFGコイン=1円」で固定にするとしていました。

しかし、日本円とのレートを固定すると、法律的には現金の代用として世の中に普及している「電子マネー」と同様の扱いになります。

電子マネーやプリペイドカード、商品券、金券などの類は、銀行業以外の資金移動業を定めた「資金決済に関する法律」という法律で、100万円を超える送金が規制されています。

仮想通貨を謳っているのに100万円超の送金ができないとか、普及する気がしないっすよね…

そこで考えたのが独自に取引所を開設して、価格変動をコントロールして1MUFGコインの価格を常時1円程度に安定させようという方法です。

こうすることでお金電子マネーという法律上の制限を回避しつつ、安定した価格の仮想通貨を目指す考えだそうです。

うーんグレー!!

そしてMUFGコインにちょっと遅れをとっている感じがするのが、みずほフィナンシャルグループとゆうちょ銀行を中心に日本各地の地銀が連携した「邦銀連合」が2020年までの発行を目指す「Jコイン

Jコインも日本円との交換レートが「1Jコイン=1円」固定と発表しており、このままいくとブロックチェーンの技術を用いた、ただの電子マネーで終わってしまう可能性があります。

ブロックチェーンを用いることでセキュリティの強固さや運用コストが低いなどのメリットはあるものの、利用者のメリットはJコインの口座間なら100万円までは送金手数料が不要になることぐらいっす…orz

なのでJコインMUFGコインのように取引所を作って価格のコントロールをするなどして現行の法律の回避策をとるなど追随する可能性もあるでしょう。

また、一部ではMUFGコインJコインの合流や、三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングスなども含めたすべての日本の銀行が連携した、新しい仮想通貨の構想なども噂されています。

昨年末からメガバンクが大規模なリストラや店舗数減なんかを発表したりして銀行業界も先行き怪しく、今後数年で統合再編なんかもすすんでいく可能性も高いので、仮想通貨でも足並みそろえとかんとね!!

Jコインとよく似たネーミングでややこしいのが「Sコイン

Sコインは、傘下に住信SBIネット銀行、SBI証券などを持つSBIホールディングスが独自に発行する予定の仮想通貨です。

SBIホールディングスは、すでにSBIバーチャル・カレンシーズという子会社を立ち上げ、仮想通貨取引所の開設間近となっており、価格変動可能な仮想通貨として上場・流通する予定にはなっているものの、日本円との交換レートは安定するように調整するとしています。

また、最終的にSコインを、多種多様な電子マネーや決済システムの決済利用や、他の仮想通貨同士の交換にも利用できるようにしたい考えみたいです。

世界中のあらゆる通貨の交換をスムーズにするためのブリッジ通貨を想定しているリップル(XRP)とよく似たポジションを国内でやろうとしているのでしょうか?

なんといってもSBIホールディングスはRipple社に10%以上出資していますからね!!

リップルSコインの連動は意外に早いかもしれません。

いずれにしてもMUFGコインJコインと比べると、Sコインは一足早い段階で一般に流通する可能性が高いと予想されます!!

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ろくちゃん

rockch.com管理人のろくちゃんです。 歯に衣着せぬ物言いですが、正直者と解釈していただけると幸いです。