なぜ海の水はしょっぱいの?
海の水がしょっぱいのは、地球上の陸地や火山からの流れ込み水、雨水、そして海底からの噴出物などの化学物質が、時間をかけて海水中に溶け込んでいるためです。
海水中に溶け込んだ主な化学物質は、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウム、硫酸塩などで、これらが海水の塩分を構成しています。
特にナトリウムと塩素は、海水中で最も多く含まれる成分で、塩分の約85%を占めています。海水は塩分濃度が高く、この濃度は世界中の海水でほぼ一定で、約3.5%程度です。
この濃度は、海水中に溶け込んだ化学物質の量がある程度一定に保たれるためです。
また、海水中の塩分濃度は、気候や地形によって影響を受けることもあります。
例えば、熱帯地域では、雨水が多く海水の塩分濃度が低くなる傾向があります。
一方、高緯度地域では、気温が低くなるため海水の蒸発が進み、塩分濃度が高くなる傾向があります。
これらの要因によって、海の塩分濃度は一定ではなく、地域によって異なることもあります。
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nazedarou
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