なぜ風邪をひくと熱が出るの?

風邪をひくと熱が出るのは、免疫系が体内に侵入したウイルスや細菌と戦っているためです。
感染したウイルスや細菌が体内に入ると、免疫系がこれらを攻撃しようとします。
この攻撃によって、体温が上昇し、発熱を引き起こします。

発熱は、免疫系が細菌やウイルスを攻撃する際に、炎症反応によって生じる物質が関与しています。
細菌やウイルスに対する免疫反応によって産生される物質は、炎症や発熱を引き起こすサイトカインと呼ばれるものです。サイトカインは、体温調節中枢を刺激して、体温を上昇させる作用があります。

また、ウイルスや細菌に感染すると、体内の抗体が産生され、これらが免疫反応に参加します。
抗体は、ウイルスや細菌を直接攻撃するだけでなく、体内で炎症を起こして免疫系の働きを活性化させることもあります。
このため、発熱は免疫系の正常な反応であり、体内に侵入した細菌やウイルスとの闘いを支援する役割を担っていると考えられています。

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Posted by nazedarou