食べるだけで痩せる?もち麦ダイエットの知られざる効果!!

美容や健康に良いといわれている「もち麦」ですが、短期間で体重やウエストが劇的に変化するダイエット食材として話題になっています。
ダイエット番組でお笑い芸人のあぶちゃんこと虻川美穂子さんが「もち麦ダイエット」に挑戦し、驚くべき結果を出しています。

実際テレビを見て「食べるだけで痩せられるなら試してみたい!!と思った方も多いと思いますが、テレビを見なかった方や、噂でしか聞いたことのない方、または、もち麦という存在を全く知らない方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな方のためにもち麦とは何かとその知られざるダイエット効果についてご紹介します。

もち麦とは?

もち麦は、大麦の一種です。
大麦には食物繊維が豊富に含まれており、その含有率は白米の20倍、玄米の3倍ともいわれています。
中でも多く含まれているのが水溶性食物繊維で、この水溶性食物繊維は最近の研究では、内臓脂肪や血液中のコレステロールを低減させメタボリックシンドロームを改善する効果や血糖値を下げたりする効果があることが分かっています。
さらに、血圧上昇抑制効果や大腸がん抑制効果、糖尿病の予防や腸内環境を整える効果があると研究結果がでています。

また、免疫力を高め細菌やウイルスに対する抵抗力がアップする「β-グルカン」を多く含んでいます。
β-グルカンは消化が遅く、胃で溶けることなく腸にまで届き、腸に届いたβ-グルカンは余分なコレステロールを吸着して体外へ排出する効果を持っています。

効果的な食べ方は?

主食に混ぜられるというのが1番手軽で継続しやすいという理由から、お米と一緒に炊いて食べるのが一般的な食べ方です。

《炊き方》
白米ともち麦の割合は1:1で炊いてください。

《調理方法》
1.白米を洗い、炊飯器へ入れる(もち麦は洗わずそのまま)
2.水を1合分のみ注ぎ入れ、後からもち麦を加える
3.もち麦を加えた状態で水を2合分注ぎ入れる
4.炊飯器のタイマーをセットしてご飯を炊く

白米にもち麦を入れて一緒に炊くことによって食物繊維が増え、白米に含まれる糖の吸収を穏やかにしてくれる効果があります。
これがダイエットに繋がります。
よりダイエット効果を高めたいという方は、もち麦だけを炊くのも良いでしょう。
その場合、炊飯器ではなくもち麦をお鍋に入れ、お湯で約5分程沸騰させた後、火を止め15分~20分程蒸らすと、もち麦がふくらみます。
ヌメりが出ますので、軽く水洗いをしてからお茶漬けや、スープに入れると、とてもおいしいのでぜひ試してください。

炊飯器で白米と一緒に炊い時と同様に、冷凍保存ができますので、多めに作って保存しておくと便利ですね。

大切なのは食べるタイミング!!

もち麦ダイエットは、1日2膳のもち麦を食べることが基本とされています。
朝と昼に食べて、夜は野菜だけにするなど食べる量を控えることをおすすめします。
主食として食べることはもちろんですが、先ほど紹介したようにスープなどに入れて食べるというレシピもおすすめです。
もち麦そのものには味がなく、食感が楽しいのでどんな食べ物とも相性がいいのでぜひ試してみてください。

食べるだけで痩せるは間違い?

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もち麦には食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えて便秘解消するなど、ダイエットに適した食材ではありますが、もち麦そのものに痩せる成分が入っているわけではありません。
たくさん食べれば痩せるというものではありませんので、食べすぎに気をつけて体を動かすことを心がけて、ダイエットを成功させましょう!!

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Posted by siri