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【小説レビュー】告白[著者:湊かなえ 双葉社]

   

nanamiでし。

これが湊かなえのデビュー作?!
と思うほどの衝撃的な作品。
まずこの作品は、6つの章に分かれて構成されているのー。
ある事件を中心として、5人の語り手(第1章と第6章の語り手は同じ)がそれぞれの心境を吐露する。
だけど、どんどん読み進めていくうちにその矛盾に気が付き、このストーリーの真実は…?と、迷宮入りしてしまう作品。

以下ネタバレありなのー。

中学教師の主人公・森口悠子は自身の担任クラス1年B組の終業式の日、生徒たちの前で衝撃的な「告白」をする…
自身の娘「愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺された」と…
この「告白」からストーリーは始まる。
娘を殺した2人の犯人の名前を公表するつもりはない、と生徒たちに告げつつも
誰が犯人なのか、生徒たちにわかるように、犯人について語り出す。
2人がどのように娘を殺したのかを話し、そして、その2人に行った復讐内容をクラス全員に聞かせる。
2人が毎日飲んでいた牛乳にはHIV感染者の元婚約者の血液を混ぜていた…と。
「クラス替えはありませんので、みんなは決して2人を除外しようとせず温かい目で見守ってあげてください」
と言い残し、教師を辞め、学校を去る。

第1章でこの衝撃
章によって語り手が変わって、いろんな角度からのストーリーが展開するのー。
そして、最後の章まで読んでようやく物語が完結。真実が明らかになる。
語り手が変わることにより伏線ではないけど、あの時のあれは…なるほど!
みたいなことが多々あって、とにかく最後まで飽きない!ドキドキ止まらない!
最後まで読み切った後にもう1度読もう…ってなっちゃう小説でし。
あのハラハラ感、くせになる!
nanamiとしては最後の章がうだうだしていて、少し長く感じちゃった。
でもその、うだうだ感もラストへの大事なものと言われたらそうなんだけど…

生きていることを実感できる作品でし!

ちなみにこの作品、映画化されたことでも話題に。
nanamiは小説を読んでから映画を観たので、全く期待してなかったんだけど
小説を読んでからでも十分楽しめる映画なのー!
主人公が松たか子。これぴったり。
中途半端に大事なシーンがなくなったり…なんてこともなく、わりと忠実に再現されてるのー。
気になった方は、ぜひ映画もおすすめなのー。

告白
ハラハラ度★★★☆☆

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