なぜ氷を素手で触ると指がくっつくの?
氷を素手で触ると、指が氷にくっつくように感じるのは、氷が指から熱を奪い、水分子が氷の表面に凝固しているためです。
指と氷が接触すると、氷の表面の温度が指から奪った熱によって上昇し、氷の表面の薄い層が融解します。
しかし、指から奪った熱が氷全体を溶かすには十分ではなく、表面にある水分子が再凍結すると、指と氷が一体化してしまいます。
この現象は、表面張力という力によって引き起こされます。
表面張力は、液体の表面に働く力で、液体の表面を最小化するように働きます。
氷の表面には、水分子が密集しており、そのため表面張力が非常に強くなっています。そのため、氷の表面に触れる水分子が再凍結して指と氷が一体化してしまいます。
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nazedarou
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