【食べろく】極太濁流ラーメンロッキー[愛知県海部郡蟹江町]

2013年11月17日

愛知県は蟹江町、国道1号線沿いの極太濁流ラーメンロッキー。
二郎系、二郎インスパイア系といわれるラーメン店の中で、ラーメン二郎の悪い部分の流れのみを汲むラーメン店を個人的にゴミ系と呼んでいるが、まさしくゴミ系のラーメン店だ。

同行者が注文したラーメン300g

麺が硬いのは二郎系全般のデフォともいえるが、ほぐしがあますぎて硬い部分と柔らかい部分の差が酷い。
麺上げ、湯切りも素人並みでべちゃべちゃな部分とパサパサな部分が混在。
太麺だの二郎系だので済む言い訳の許容範囲を大幅に下回っている。
もちろん麺茹で器で湯通しした味なしキャベツともやしも硬く、塩辛いだけのスープへの絡みも悪い。
残飯を食わされている罰ゲームのようなラーメンとも呼べない代物である。

つけめん300gはラーメンに比べると少しましだったが、やはり二郎系特有の安さと量がとりえのまずいラーメンに無料トッピングの野菜を増し増しにしてニンニクの味でごまかしてとにかく腹に流し込み満腹にするという大学生ノリの悪い部分だけを踏襲してしまいました的なエセ二郎インスパイア臭がプンプンだ。
あとに予定があったためニンニクなしで注文したが、ニンニクなしで食べるのは苦痛以外のなにものでもなかった。
ちなみにここは野菜増しは無料ではない。

味玉はトッピングである。

店舗前にある「餌」の看板はだてではない。
まさに豚の餌かと思う残飯のようなラーメン。
できれば「残飯」の看板を置いていただきたいものである。

偶然通りかかったからにせよ、二郎系ラーメンが嫌いなのに二郎系ラーメン店に入ったのが間違いだが、なんの知識もなく入ってくる客もいるのだから飲食業にはある程度の配慮も必要だと思うし、それなりの酷評も覚悟してもらうべきである。
個人的にジロリアンとか修行とか大学生ノリできる若さもないし、二番煎じでやるにももう古すぎる。
数年のうちにこういうゴミ系ラーメン店はどんどん淘汰されていくだろうが、今後は間違えて入店してしまわないよう気をつけたい。
ちなみに二郎系といわれている店でも完成度の高いラーメン店はちゃんと存在するということも付け加えておく。