【優待・損出し】わかりやすいクロス取引の方法【備忘録】
株式投資をはじめてある程度経験を積んでくると、現物取引だけではなく信用取引をはじめる人も多いと思います。
信用取引では空売りや信用買いができるので取引の幅がぐんと広がりますが、クロス取引ができるようになるのもメリットですからね!!
クロス取引っちゅうのは簡単にいうと自分で同じ銘柄の売りと買いの注文を出して同額で成立させる取引です。
で、このクロス取引は一般的に2つの理由で使われることが多く、ひとつは優待タダ取り目的、もうひとつが損出し目的です。
優待タダ取りはそのまんまですが権利が発生する日だけ株主になって株主優待だけ受けようとする取引です。
優待銘柄を買うと同時に売り注文も出して、権利落ち後に価格が下がっても価格変動の影響を受けないようにするすね!!
損出しは、年末なんかに節税目的で含み損が出ている銘柄の損を確定させるクロス取引です。
含み損が出ているけどまだ持ち続けたい株の場合、ポジションを維持しながら損を確定させて譲渡益税の節税をするんすね!!
どっちも覚えておくべき便利な取引なんですけど、このふたつのクロス取引、少々やり方が違うんですよね…
で、たまーにしかクロス取引をしないとどっちがどっちやったか忘れること多いんですよね…
なので自分の備忘録も兼ねてポイントだけ記事にしてみました!!
優待タダ取りクロス取引の方法
権利付き最終日の寄り前に優待の権利を獲得したい銘柄を現物成行買いと信用成行売りで注文、翌日現受けします。
・信用成行売り
・翌日現渡し
現物で買って優待の権利を得ると同時に信用で売っておいて価格変動に備えるんですね!!
権利付き最終日(権利取り日)は現物を持っていないといけないので翌日に現渡しします。
現渡しというのは信用売りのために借りた株を現物買いで買った株で返すということですよっと。
そして権利付き最終日は権利確定日ではなく権利確定日の3営業日前なので気をつけてくだされい!!
損出しクロス取引の方法
寄り前に現物成行売りと信用成行買いで注文、翌日現引きします。
・信用成行買い
・翌日現引き
これは現物で売って現物で買ってもいいんですが同日の取引時間中にやると取得単価が平均されてしまうんすよね…
例えば取得単価が1株100円の株を100株(取得価格10,000円)持っていて、現在の価格が1株80円に下がっているとします。
この日に100株全部売って、80円で再度100株(8,000円分)買いなおしたとしても、今日の時点で200株の合計取得価格18,000円で計算されて取得単価は90円になってしまうんです。
これを信用買いで翌日に現引きを使うと取得単価80円になるっちゅうことですわ。
現引きっちゅうんは証券会社からお金を借りて買った信用買いをお金を返して現物に変更してもらうってことで、現物売りで得た現金をこれにあてるわけですな。
なので現引きするまえにわーい余力復活したーとか別の銘柄買うと現引きの余力なくなる場合もあるので注意してね!!
以上覚書でした!!
ろくちゃん
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